佐野市の名水

出流原弁天池湧水(いずるはらべんてんいけゆうすい)

県指定天然記念物であり、出流川の源となっている。観光名所として立地し、付近の旅館等で引水し庭園に利用したり、公園の池やボート場に利用され、人々に親しまれている。池には黄金埋蔵にまつわる「朝日長者」の伝説もある。  四季を通じて、風光明媚な彩りを映し出す。特に夏は、鮮やかな緑と清涼感を満喫できる。


【水質・水量】
水質・水量は、選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っている。水量は、年によって多少の変動を生ずるが、平均して毎分約6~8m3湧出している。


【由来・歴史】
朝日長者伝説: 昔このあたりに朝日長者が何不自由なく暮らしていたが、ただ一つ子宝に恵まれかった。そこで長者夫婦が、出流原弁天に子授けの願を掛けると、美しい女の子が生まれ、鶴姫と名付け、大事に育てたという。姫が18歳の時、山に遊びに入ったまま不帰の人となった。掌中の玉を失った長者夫婦にある時神が霊示したことは、姫は弁天池の鯉となっており、竜神となって昇天するためには、莫大な財宝がいるとのことであった。そこで長者は娘のためにと後山に財宝を埋め、宝のありかを詠んだ歌も残している。


【水質保全活動】
地元町会による、名水地点を含む公園の定期的な清掃活動を行っている。


【周辺の自然環境】
西方面に森林地域、南側に集落があり、自然豊かな地域にある。しかし、北東部に鉱山があるため、一部山肌の露出している地点がある。この地点の山の北側に北関東自動車道が予定されている。


【利用状況】
観光名所として立地し、付近の旅館等で引水し庭園に利用。また、出流川の源となっており、灌漑用水として利用している。


【アクセス】

住所:  栃木県佐野市出流原町1117

【 鉄道・バスでお越しの場合 】
■ JR両毛線「佐野駅」下車⇒タクシー30分

【 お車でお越しの場合 】
■ 東北自動車道佐野IC⇒国道50号線を西、西産業道路を北上、国道293号線を西



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